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2020.11.01
Hi!Toiletを『第36回日本義肢装具学会学術大会』のシンポジウムで発表しました。
本日は、東京大学で行われた『第36回日本義肢装具学会学術大会』のシンポジウム「義肢装具と支援機器−似ているようで・・・」に演者として登壇致しました。厚労省の専門官の方や国立障害者リハビリテーションセンター研究所の先生などなど、福祉機器、義肢装具の錚々たる専門家の方の演者の中で緊張しながら発表させて頂きました。僕は、この分野の専門家ではないですが、これまでの災害チェックキットやバリアフリートイレの開発のワークショップから沢山の障害当事者の方に教えて頂いたことをお伝えしたつもりです。これからも世の中のバリアーをトイレからフリーにしていきます!
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2020.03.05
セミナーの参加。山、観光地の環境改善を目指して
JICAボリビア事務所と南米女性登山協会、登山学校、ツアー会社共催のアンデスの山岳地や観光地の環境を考えるセミナー、タイトルはなんと『見せたくないボリビア』に参加。当社もお時間を頂き、30分ほどプレゼンをしました。朝9時から18時までみっちり。環境への情熱と観光地を持続可能な形で運営したいとの思いがあふれてました。嬉しかったのは10代、20代前半の若い子たちが熱心に参加したことです。環境は国の違いを超えて、思いが一つになります。
ほっ!トイレと当社のこれまでの取り組みを話しました。 壇上には、ほっ!トイレ タブレットの実験。皆さん驚いてました。 タブレットの実験② タブレットの実験③ 最後に皆さんと記念撮影 -
2020.03.02
ウユニ塩湖でもほっ!トイレ
ウユニ塩湖でのツアーを体験しました。ツアー10時間でほっ!トイレを3回使用しました!! 近くのトイレまで車で1時間ほど。ほっ!トイレが無いと不便でした。ウユニ塩湖のツアーにはほっ!トイレが必須です!!
ウユニ塩湖。幻想的、雄大、素晴らしい!! 日本国旗でもほっ!トイレ ボリビア国旗でもほっ!トイレ 型枠を設置し ポンチョかぶって、スッキリ 夕陽もきれいです。 -
2020.02.29
ボリビアでは排せつ物をはたい肥に再利用
ボリビアのほっ!トイレ、Mt.Fuji Toiletの活用に向けて視察に行って参りました。大変驚いたのは、ボリビアですでに排泄物をたい肥として有効に再利用しています。ボリビアから学ぶ部分もたくさんありました、
ボリビアでのエコトイレ たい肥化プラント 排せつ物で作ったたい肥。すぐ売り切れるみたいです。 たい肥を使ってジャガイモを育てている農家さん -
2019.08.28
平成31年度(2019年度)の東京都トライアル発注認定制度に『Mt.Fuji Toilet』が認定されました。今後東京都に導入され、各部局に 『Mt.Fuji Toilet』をPRしていきます! 今日は、認定書交付式でした。これから3年間の期間で、東京都に購入頂き、入札をしなくても随契でも採用頂きます。
Mt.Fuji Toilet本格稼働します! 『Mt.Fuji Toilet』 が本格的に稼働します。www.metro.tokyo.jp -
2019.08.05
今回は、烏帽子小屋、野口五郎小屋に視察しに行きました!
今回もBLUE SKY!快晴!青空でした。仕事も大変手ごたえがあり、良い視察になりました!
空、綺麗でした😊雲海も感動です😳 -
2019.04.21
アースデイにMt. Fuji Toiletを出展しています。
昨日より代々木公園で開催されているアースデイにMt.Fuji Toilet とバリアフリートイレのHi!Toiletを実使用展示してます。
昨日だけで450名くらいの方が使用しました。悪臭なく、皆さんの評価は上々です。今日17時まで開催してます。是非、ご来場ください!Mt.Fuji Toilet バリアフリートイレのHi!Toilet
http://www.earthday-tokyo.org/2019/01/17/6881
#バリアフリートイレ#アースデイ#災害用トイレ #仮設トイレ#福祉機器#多目的トイレ#避難所#快適トイレ#屋外トイレ#バイオトイレ#山のトイレ#山岳写真#山岳#トイレ#バリアフリー#観光地#観光地トイレ#車イス#Mt_fuji_toilet #ほっトイレ -
2019.02.13
Hi!Toilet(バリアフリー屋外トイレ)の開発まで⑫-完
ついに完成しました。
ついにHi!Toilet、完成しました。
シーズ・ニーズマッチング交流会2018の東京会場(2019年2/13(木)-14(金))でお披露目します。
たくさんの方の思いのこもった製品となりました。
これから普及に全力で取り組んでいきます。
Hi!Toilet オプション設置時にイメージ 完
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2019.01.30
海と青の国 セネガルその2 大統領府表敬訪問
下水公社「ONAS」 のダカール市内の下水ポンプと個人宅のトイレを拝見しました。セネガルの下水普及率は37%とのこと。ウガンダよりも下水普及率は高いものの、市街地の下水普及しているブロックと隣接しているブロックは下水が普及していなくそのまま小川に流しているようです。まだまだ、仕事がいっぱいありますね。地方に行くともっと大変とのことです。
ダカールの街中の小川です。下水ポンプのすぐ近くです。 下水ポンプです。 個人宅のトイレです トイレの中です。きれいに掃除されています。 -
2019.01.29
森の国ウガンダ その5(ウガンダ近郊の集落を訪れて)
ウガンダの近郊の集落を訪れました。今回初めてのフィールド。ワクワクしてます。青年海外協力隊の方が苦心して、考案した料金チャージ式のハンドポンプ。お金払わないと水汲めません。トイレは共同。やはり地下浸透式です。ポンプとトイレは30mしか離れていません。やはり気になるのは長期的な衛生問題。早く何とか貢献したいです。
料金チャージ式のハンドポンプ (ICタグで料金を管理します) 集落の共同トイレ(外観) トイレの中。きれいに掃除されています。 -
2019.01.29
森の国ウガンダ その4(ウガンダの下水事情)
ウガンダの下水公社を訪れました。 首都のカンパラでも下水普及率は6%程度。下水インフラ未達地域では土壌浸透型トイレがほとんどとのことです。Mt. Fuji Toiletの可能性がかなりあります!!
下水道公社の方の前でほっ!トイレタブレットの実験をしながらプレゼン -
2018.12.22
ブースの構造、処理剤投入機工など
処理剤投入機工を電気を使わずどうするかなど色々知恵を絞り完成しました。
処理剤の投入装置です 処理剤の取出し機工 音声ガイダンス また、ブースもパネル式の採用により現場での組立ができるようになりました。
現場での組立も可能に ⇒その⑫に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2018.10.12
第46回 国際福祉機器展(2018年) にて
第46回 国際福祉機器展(2018年)に出展をして、多くの方よりご意見を頂きました。
⇒その⑪に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2018.09.23
便座を片寄に
2018年のシーズ・ニーズ交流会で専門家の方からこれまで真ん中にあった便座を片寄にした用が良いとのアドバイスがあり、便座を片寄にしました。また、片麻痺の方のためにI字手すりをつけました。その位置や角度など障害当事者の方にご意見を伺いました。
真ん中にあった便座(右)を片寄にしました(左) 図面上 真ん中にあった便座(右)を片寄にしました(左) I字手すりを付けました。 ⇒その⑩に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2018.09.22
2年目の開発が始まりました。
今年度も 厚生労働省の平成30年度障害者自立支援機器等開発促進事業に採択されHi !Toilet の2年目の開発が始まります。
今年度の開発目標は、”完成“ですが、具体的な課題は下記です。
①ようやく完成した試作第1号機で当事者の方に試用をして頂き、そのご意見により最終設計に修正を加える。
②これまでの障害種別で検証をして頂いていない方々にも試用体験をして頂く。(片麻痺の障害の方などです)
③処理剤投入機構や処理後物質の排出機構の確立
④視覚障がい者の方のための音声ガイダンスの内容の検討
⑤構造を現場での組み立て可能なものにできるかの検討
WSの風景 試作ブースを使用しての動作・設備のチェック項目 実際に試作ブースを体験して頂きました。その1 実際に試作ブースを体験して頂きました。その2 実際にブースを体験して頂きました。その3 片麻痺の当時者の検証は川崎市北部リハビリテーションセンターのご協力を頂きました。
⇒その⑨に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2018.02.13
ついに試作第1号機ができました。
プロジェクトから約5か月で、構造体が決り、試作第1号機が出来上がりました。
便槽を便器と一体型にしたため当初の設計イメージからかなり低床化(約50㎜の段差)になり、車イスの方も視覚障がい者の方も使いやすいブースとなりました。
ブースの設計イメージもだいぶ変わりました。
そして、試作第1号機をシーズニーズマッチング交流会東京で発表をしました。
試作第1号機 便器と便槽が一体型になりました。 ⇒その⑧に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2017.11.01
高齢者の方のご意見
障がい者の方だけでなく、高齢者の方のご意見もお聞きしました。
大田区の地域包括ケアシステムのみまーもさんのご協力を得て、高齢者の方に既存のバリアフリートイレの課題点をお聞きし、どんなバリアフリートイレがお望みかをワークショップを開いてお聞きしました。
みまーもでのWS 杖の置き場所や細やかなアドバイスも頂きました。
⇒その⑦に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2017.10.31
みんなで一緒に考え、乗り越える。2
開発の課題として、2t車に積載できる大きさ=ブースが狭くなることになります。移動性は増しても車いすの方には使いずらいものになる。この課題を検証するためにモックのブースを使って検証をしました。
まずは、既存のバリフリー仮設トイレで課題点を検証
(協力: J-Workout株式会社 )福祉機器の開発には、制約条件(製品の価格や大きさ、形状などの製品がここまでしかできない条件)と要求機能(ユーザーが求める機能)ができうる形が合致しないといけなのです。簡単に言うと要求機能=エネルギーを使わない車が欲しい 制約条件=車を走らせるにはガソリンエンジンか電気充電のモーターが必要です。
また、ブースの大きさに関しては車いすユーザーと視覚障がい者の方の利益相反があるのです。車いすユーザーの方はなるべく大きい方が良い、視覚障がい者の方は手で触って確認するのでなるべくブースが狭い方がよいとのことでした。
モックブースでの検証 参加型ワークショップで車いすユーザーと視覚障がい者の方が同席して、一緒に互いの検証を見ることでお互いの障害種別に関しての理解と思いやりが生まれていきました。これはすごい!と思いました。視覚障がい者の方からは「車いすの方はブースに入って回転するのにスペースがいるのね」とか車いすユーザーからは「スロープの縁の土手は車いすには良いけど、視覚障がい者の方にはつまずきそうで危ないわね」などです。
モックのブースで移乗の検証 また、今回の検証によって、内部の有効スペースが150㎝150㎝確保できることにより車いすは電動の方でもぎりぎり回転でき、視覚障がい者の方も両手を広げると端から端まで手が届くのでスパースを感じることができるちょうど良いスペースの大きさが確保できました。これも参加型ワークショップでの参加した皆さんの思いやりと相互理解の賜物であると思いました。
内部のスペース ⇒その⑥に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2017.09.04
ちょっと怒りました。『心のバリアフリー』はどこに????
第1回のワークショップは、午前中に開催し、当社の地元の三軒茶屋の会議室を借りて行いました。ワークショップ後のランチで皆で懇親をしたいと考え、三軒茶屋で皆が入るお店を探しました。これが大変でした。
車いすの方は お店に入るまで、お店の中の段差を確認します。インターネットがこれだけ普及しているのにお店には実際に行ってみないと分かりません。”車いす”というと多くの方が手動車いすを思い浮かべ、お店に電話すると「段差があっても店員で抱えるから大丈夫です」との回答があります。
しかし、電動車いすは100㎏を超えるものも多く、抱えるのも無理、精密機械ですし、おしりに敷くクッションも褥瘡(じょくそう)を嫌い各個人が専用のものを使用しています。このような状況が認識が広がっていないのです。
車いすが入れそうな店は何とか数件ピックアップできたのですが、次の課題が盲導犬の方でした。
あるお店に聞くと『うちはペットだめなんで』とあっさり断られる。盲導犬はペットでありません。盲導犬はペットではありません。訓練されていてとても利口で自分からは吠えないですし、トイレも決まった時間にするのです。法律的にもお店や駅、ホテルなどどこに行くのも許されているのです。
次の店に聞くと、そこは上場企業のレストランです。店長が電話に出てこれまた『うちはペットお断りです』との回答。余りにも怒りが込み上げてきたのでその企業のお客様相談室に電話して、『貴社の店舗は盲導犬は入れないんですか?』と聞くと責任者から電話があり、『申し訳ありません。どこの店舗ですか?』『三軒茶屋です』『今すぐ店長に伝えるのでぜひ使ってください』と言われましたが、『結構です』とこちらから断りました。というのは、プロジェクトに参加して頂いている盲導犬総合支援センターの方が『いろいろあっても気持ちよく受け入れてくれる店がいいですね。』とのお話もあったので、一から探しました。
選択肢が少なくなるか中、ダメ元で店に入った※メキシカン料理店の店員のお兄さんたちが快く受け入れてくれました。(こんな言い方すると失礼かもしれませんがイメージは渋谷のセンター街にいっぱいいるようなしかも、ちょっと尖った感じの服装のお兄さんたちでした。)人は見かけによらない。大手企業で立派な格好でも『心はバリアありー』見かけはどうでも『心のバリアフリー』がある方がいる。
今回のこの件で、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、町のバリアフリーが進んでも日本の 『心のバリアフリー』はまだまだだと感じ、Hi!Toiletの開発に強い決意とモチベーションになった事件でした。
公益財団法人日本盲導犬協会 「盲導犬について」
http://www.moudouken.net/knowledge/
※2019年9月時点でこのメキシカン料理店は閉店しています。ご案内したかったので残念です。
⇒その⑤に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2017.09.03
みんなで一緒に考え、乗り越える。1
これまでの国リハでの参加型ワークショップに参加して、福祉機器を開発する上で当事者の意見を最も大切にすることの大切さを知りました。また、ワークショップも“トイレ”という最も敏感なプライバシーの課題を老若男女で話し合うのだから、硬い雰囲気では本当の意見が聞けないと思い、ワークショップは茶菓を囲みながら雑談もしながら皆で楽しい時間を共有するよう心掛けました。終了後は懇親会も行い、いろいろなことを語り合いながら、仲を深めていきました。
Hi!Toiletの開発では、数多くの当事者の方に参加して頂いた。心より感謝の気持ちを伝えたいです。
2年間を通して参加した当事者の方々 参加型ワークショップ 第1回WS 皆で話し合う
(協力: J-Workout株式会社 )第1回ワークショップ プラ板のモックにより検証 ⇒その④に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2017.09.02
どうして?
どうして仮設分野でバリアフリートイレが普及しないんだろうと考え、仮設トイレのレンタル事業者の大手の日野興業に聞いてみると、通常の建物にある多目的トイレは2m×2mが推奨されていてこの寸法のまま、仮設のバリアフリートイレを作ると2t車に積載できないという理由が分かり、これが設計する上での構造の一番の制約条件となることが判明しました。
2t車の寸法 ところが、ブースの大きさが狭くなることは車いすユーザーにとっては使いずらいものになるのではとの課題を抱えて、開発のワークショップを始めました。
⇒その③に続く
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。
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2017.09.01
きっかけ
当社は、これまで国立障害者リハビリテーションセンター研究所・福祉機器開発室(以下『国リハ』という)主催の『排泄問題ワークショップ』に2012年、2013年と参加し、国リハと共同で肢体不自由者の排せつ介護消臭剤『よかレットジェル』を製品化しました。
2014年には代表取締役足立寛一が代表理事を務める一般社団法人EFC防災、介護、トイレのバリフリーが国リハと共同で障害者・高齢者の防災対策を進める『災害対策チェックキット 自分で作る安心防災帳』を開発しました。
また、盲導犬総合支援センターの依頼で盲導犬ユーザーのために製品化した『盲導犬用処理剤』を ペット向けに開発したのが『わんこのUNCO』です。
障がい者の方々とのお仕事を通じて、お出かけの時、特に屋外イベントや観光地ではバリアフリートイレが少なくて困るとのお声を数多く聞き、 『災害対策チェックキット 自分で作る安心防災帳』 の開発時も災害時もちゃんと使えるトイレが避難所に無いなどの声を障害を持つ被災者からお聞きしていました。
2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて、障がい者・高齢者の方にも安心して使用でき、日本の技術が世界に発信できるようなトイレを作りたいと思い、バリアフリートイレの開発を決意しました。
ちょうど、そのころに厚生労働省の平成29年度障害者自立支援機器等開発促進事業に採択されHi !Toilet 誕生のきっかけができたのです。
本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。